皆既月食 [先生から]
先日10月8日(水)は、皆既月食が起こっていました。
刻々と月が変容する、その神秘的な様子をトゥッティの窓から子ども達と眺めました。
皆様もご覧になったでしょうか?
月食は、太陽の光が地球によって遮られたときに起こります。
つまり、月―地球―太陽が一直線に並び、太陽の光によってできる地球の影の中に
月が入り込むと起こる現象なのです。
日食はその逆で、太陽の光が月によって遮られたときに起こりますが、
月食と違う点は、観測できる場所ではないでしょうか。
具体的には、東京で月食が観測されたときは、世界中の
どこにいても(月が見える地域ならば)東京で観測できる月食と全く同じものが観測できます。
しかし、日食が東京で観測されたときに、日食が観測できるのは東京周辺だけなのです。
これは、小さな月の影が、大きな地球全体を覆い隠すことができないため、
地球―月―太陽が一直線に並び、そのときにできた影の中に入った地域のみが
日食を観測できるのです。
他にも不思議なことや疑問に思ったことがあれば、是非調べてみましょう。
浅草
※来週の13日(月)は「体育の日」ですが、トゥッティは通常通り授業を行います。
◎皆様お間違えの無いようにお願い致します。
2014-10-11 18:14
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