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2学期の終わりに・Tuttiに託した思い [室長から]

[クリスマス]期末テストの返却も終わりこの2週間は、復習に次ぐ復習の中、
学校の成績表を見せてくれる子、
今学期の成績を眺め、「私、英語すっごく頑張った!トゥッティに貼ってほしい!」、
「代数必ずリベンジする!」などと、にぎやかに前向きな話しが聞こえてきます。

試験直前、S講師が、皆に「平均20点越え」「平均15点越え」「10点越え」とそれぞれに激を飛ばしていましたが、皆、頼もしくも「やった!」とガッツしていました。

一方では、「これってN効果だね」と喜ぶ生徒に、N講師は「いやー、これは〇〇ちゃんの驚異的な記憶、思考力の賜物で、ほんと、教えていて面白いんですよ!」と、興奮しています。またまた○○ちゃんは理科を試験前対策したら過去最高の成績となり、F講師はVサイン・・・、そうかと思うと、思う様な成績がとれなかった生徒に、S講師は「携帯のゲーム消そうよ!」とせまっているし、悲喜こもごもです。

そして今日から、「読書講座」と「英検講座」がスタートし、平常時とはまた違う雰囲気の中、
Tuttiの冬の講習がスタートしました。

特に読書講座は、小学生3~4年生に「ユタとふしぎな仲間たち、 講談社、青い鳥文庫」、
           小学生5~6年生に「タイムマシン、 偕成社文庫」
           中学生に「日本という国、 イースト・プレス」をとりあげ、
一冊の本から、実に多くの話題を引出、物語を理解するにとどまらず、その作品が生まれた当時は歴史上どんな時期に当たり、経済や時代背景を、画像や資料を基に、参加者と先生が、自由に語り合い、討論することからスタートしました。

“朝生世代”の私としては、子ども達と先生が活き活きと発言しあう姿に、読書の楽しみを超えてワクワクし、
ついつい参入しては「本当に良い子が、この教室にはたくさんいるなぁ・・・」と、大いに盛り上がりました。

その一方で、受験生たちは、だんだん壺に入るがごとく、自分のペースを守り、声を掛けがたいほどの集中を見せています。しかし、受験の厳しさはこれから本当の意味で迫ってくるのです。皆だけではなく、講師にとっても、皆を見守ってくれるご家庭にとっても・・・・。

ほんのわずかな休憩時間のハツラツとした声を聞くと
「このバランスが保てますように、自分らしさを失わず、試験まで頑張り通せたら・・・」と、
祈る気持ちで、夜ごと講師ミーティングを重ねています。

トゥッティの講師の先生は、皆、生徒たちの事を、我がことの様に話してくれます。また、私も気になっていること、解決したいこと、次へのステップについて、それは細かく彼らと話すことにしています。

こうしていると、Tutti (伊、全部、皆で共に)、の塾名に託した、
皆が一緒になって“学ぶ”というキーワードでつながり、子どもは知る喜びを得て成長し、先生達もこどもを
教えることで,人として成長し、互いが響きあうようにして、新たな高みを目指す教室でありたい…という
願いの実践を感じます。

Tutti学習教室としてホームページを開き、2年が経とうとしています。
皆さん、互いを育てあう気風を大切に、2016年に向かって学んでいきましょう!
    
                              Merry Christmas!    田村千春  

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